ホームホワイトニング

オフィスホワイトニングについて

ホームホワイトニングは、家で行うホワイトニングです。 歯科医院で専用のマウスピースを作成し、ホームホワイトニング用の薬剤を使用して行います。 メリットとデメリット、そして注意点も含め正しく理解し、ご自身のペースで美しい白い歯を手に入れましょう。

メリット1.時間や場所に捉われない

ホームホワイトニングの一番のメリットは、時間や場所に捉われずに好きなタイミングでホワイトニングができることです。初めにマウスピースを作成する必要はありますが、作成後はトラブルや薬剤が無くなった時以外は、基本的に歯科医院に行くことはありません。忙しい方でも1日の予定を気にすることなくホワイトニングを始めることができます。

メリット2.痛みを感じにくい

ホワイトニング直後から数時間は、沁みるような痛みを感じることがあります。 ほとんどが一時的なもので、翌日以降も強い痛みが続くようであれば、薬剤の変更や中止をする必要があります。使用する薬剤の濃度が高ければ高いほど痛みは発生しやすいため、高濃度の薬剤を使用するオフィスホワイトニングよりも低濃度の薬剤を使用するホームホワイトニングの方が痛みは出にくいといえます。

痛みが発生する理由は?

通常、歯の表面はペリクルという薄い膜で覆われており、刺激が緩和されている状態です。 しかし、ホワイトニングを行うとペリクルは薬剤によって剥がれるため、刺激がダイレクトに伝わり、知覚過敏の症状が出やすくなります。

ホワイトニングの安全性

メリット3.
好きなタイミングで再開できる

一度やめてもホームホワイトニング用のマウスピースと薬剤さえあれば、いつでも始められます。沁みる痛みが強い時はホワイトニングを数日間中止にして、歯を休めることも大切です。

ホームホワイトニングの費用

ホームホワイトニング 11,000円(自費診療)

※税込表示

食事会のメニューに合わせたホワイト
ニング方法

ホワイトニング直後は、ペリクルが無い状態です。刺激を受けやすいだけでなく着色もつきやすくなるため、色の濃い食事は避けなければいけません。 ペリクルの再生には24時間必要です。事前に食事会の日程が分かっている場合は、それに合わせてホワイトニングを中止する方が着色はつきにくくなります。 ペリクルが無い状態で色の濃い料理を口にするよりも、食事会後にホワイトニングを再開する方が白い歯を維持することができます。

ホワイトニングの注意点

メリット4.ホワイトニング効果の持続期間が長い

ホームホワイトニングは、オフィスホワイトニングに比べて効果の持続期間が長くて1年ほど白い状態を保つことが可能といわれています。 持続期間が長い理由として、ホワイトニングを行う頻度が多いことが挙げられます。オフィスホワイトニングの方が効果を早く実感できますが、持続期間は短く、多くの場合約3〜6ヶ月で元の色に戻ることがあります。

ホームホワイトニングの
デメリットは?

ホームホワイトニングは、使用する薬剤が低濃度のため効果が出るまでに時間がかかります。そのため、基本的には毎日行わなければいけません。 強い痛みを感じた場合は無理に続ける必要はありませんが、間隔があくとその分目標の白さになるまでに時間がかかります。

また、使用後のマウスピースは毎回丁寧に洗って清潔を保つ必要があります。毎日続けることや細かな管理が苦手な方はオフィスホワイトニングをおすすめします。

ホームホワイトニングの注意点は?

自由度の高いホームホワイトニングですが、してはいけないこともいくつか存在します。 トラブルにならないためにも事前に把握しておきましょう。

温度差のある物や色の濃い食事を避ける

ホームホワイトニングはオフィスホワイトニングよりもペリクルの消失期間が長くなります。そのため、刺激を感じやすく、食事の種類にも常に気を使う必要があります。 冷たすぎる物や熱すぎる物、色の濃い食事を避けて、できるだけ常温で白い食事を選びましょう。

マウスピースは水で洗う

マウスピースをお湯で洗うと、変形して使えなくなります。使用後は必ず水で洗いましょう。また、直射日光を避けて保管することも大切です。

マウスピースは穴があいた状態で使用
しない

ホワイトニング中に寝てしまう方や就寝時にホワイトニングをするという方がいらっしゃいますが、歯ぎしりや食いしばりによってマウスピースに穴があくことがあります。 穴があいた状態で使用すると、薬液が口の中に漏れて粘膜が爛れる危険性があるため、絶対にやめましょう。新しいマウスピースを作成してからホワイトニングを再開しましょう。

まとめ

ホームホワイトニングは、時間や場所に捉われずに好きなタイミングで行えるのが一番のメリットです。お忙しい方におすすめの方法ですが、基本的に毎日続ける必要があり、使用するマウスピースは常に清潔を保たなくてはいけません。

ドクターがすぐに対処できないからこそ、間違った使い方は厳禁です。マウスピースに穴が開いたり、ホワイトニング後の強い痛みが翌日も続く場合は、一度歯科医院にご連絡ください。正しい方法で続けることが、美しい歯を手に入れる一番の近道です。