セラミック治療

セラミックの治療

日常生活でよく目にするものではお茶碗や陶器などがセラミックになります。歯科治療ではインレー(詰め物)やクラウン(被せ物)、ラミネートベニアなどに使用されています。セラミックは汚れがつきにくい、虫歯になりにくいなどの特徴があります。少し前までは金属が歯科治療の中では主流でしたが現在はセラミックでの治療がより推奨されるようになってきました。

上記症例の詳細情報

現在の治療費と異なる場合がございます。最新の治療費は料金表をご確認ください。
年齢・
性別
30代・女性
主訴左下虫歯を治したい
治療内容左下467はセラミックインレーでの治療
左下5は虫歯が神経まで達していたため根管治療後セラミッククラウン治療
治療費合計275,000円
詰め物(セラミックインレー)
¥55,000 ×3
被せ物(セラミッククラウン)
¥110,000
治療期間約1ヶ月
リスク・
副作用
インレー部は虫歯が深かったため根管治療になる可能性あり

セラミックの
メリット、デメリット

メリット

  1. 虫歯、歯周病になりにくい
  2. 金属は汚れがつきやすいと言われています。よく錆びた硬貨などを見たりしませんか?それにより二次的な虫歯や歯周病になってしまうことがあります。セラミックは陶器やお茶碗と同じでツルツルしているため細菌や汚れがつきにくく虫歯や歯周病になりにくいと言われています。

  3. 見た目が綺麗
  4. 金属色がないことにより見た目が綺麗です。セラミックはオーダーメイドで作られていて患者様に合わせた色、透明度、また再現性にとても優れています。

  5. 変色がない
  6. 金属はそれ自体に変色はないですが歯茎に金属色が溶け込んでいきます。これはメタルタトゥーと呼ばれ一度変色してしまうと自然に治ることはありません。プラスチック(CR)は周りに対する変色はないですがプラスチック自体が変色していきます。 セラミックに関してはそれ自体も周りも変色させるようなことはありません。

  7. 金属アレルギーがない
  8. 金属アレルギーがある人はもちろん、金属を使用することにより後発性の金属アレルギーになることもあります。セラミックに関しては一切金属を使用していないためそのような心配はありません。

デメリット

  1. 欠ける事がある
  2. セラミックは硬い材料なのですが脆い材料でもあります。ガラスと同じで触る分には硬く割れないですが、ぶつけたり衝撃を与えると割れてしまいます。

  3. 歯を削る
  4. セラミックは衝撃に脆い分、歯を深く削り厚みをもたせる必要があります。そのため最初はしみたり、お痛みが出ることもあります。

  5. 値段が高い
  6. セラミック治療は保険適応ではないため値段が高いです。まだまだセラミックが保険適応になることはないと思われます。

  7. 定期的な検診が必要
  8. セラミックを入れたからといって終わりではありません。セラミックを入れたことにより安心される方もいますが結局定期検診に来なければ歯の寿命を延ばすことはできません。

前歯と奥歯のセラミック

セラミックの種類は複数あり、部位によって用途が変わってきます。前歯に関しては機能面よりも審美性、奥歯に関しては審美性より機能性を求められる方が多いんじゃないでしょうか?当院で使用しているセラミックはe-max(陶材)、ジルコニア(人工ダイヤモンド)になります。e-maxは審美的に優れ、ジルコニアは硬度、機能面で優れます。

前歯部セラミック対応

  • ジルコニアボンド
  • オールセラミック
  • ジルコニアステイン
  • メタルボンド(裏打ちは金属)

臼歯部セラミック対応

  • ジルコニアボンド
  • オールセラミック
  • ジルコニアステイン
  • ジルコニア
  • メタルボンド(裏打ちは金属)

セラミックは保険でできるの?
値段は?

セラミック治療は保険ではできません。これは当院だけではなく全ての歯科医院で保険では現状できないです。しかし患者様から保険でセラミックができますよね?と質問されることもあります。

おそらくCADCAM冠のことを言われているのだと思います。CADCAM冠は数年前から保険でできるプラスチックの白い被せ物になりますが決してセラミックではありません。

それぞれの価格帯

セラミック
インレー
33,000〜55,000円
セラミック
クラウン
55,000〜165,000円
CADCAM
約8,000円(保険適応)

セラミックは
虫歯になりにくい?

嫌われる銀歯

世界的に「メタルフリー」という言葉が使われるようになり歯科治療、材料が進化する中銀歯を第一選択という考え方は変わってきました。確かにセラミックを入れても虫歯になることはあります。歯と詰め物の間は顕微鏡などで見れば隙間はあいていて細菌が入って虫歯が広がる可能性もゼロではないです。銀歯は平均寿命が約5年と言われています。

セラミックはツルツルしているため汚れが付きにくく、金属と比べるとはるかに精度が良く歯にフィットしてくれるため再発率は少なくなります。

インレーとクラウン?
セラミック治療の種類

詰め物(インレー)と
被せ物(クラウン)

虫歯治療では多くの場合詰め物か被せ物で覆うことによって治療が終わります。虫歯がかなり小さければその場でCRというプラスチックで埋めて終わる事ができますが虫歯が大きいとインレーと言われる型取りタイプの詰め物、また虫歯が全周を覆っていたり、根の治療をした歯に関しては全てを覆うクラウンと言われる被せ物になります。

インレーとクラウンにはそれぞれ保険適応と自費の素材がありセラミックは自費診療のみ適応になります。

セラミックと歯ぎしりの相性

歯ぎしり食いしばり予防の
マウスピース(ナイトガード)

歯ぎしりや食いしばりは無意識下の中で行われている事がほとんどで皆さん自覚がありません。しかしお口の中を見ると歯ぎしりや食いしばりをしているかがすぐにわかります。例えば歯のすり減り、舌頬への噛み跡、下顎の骨の膨らみなど歯ぎしりの兆候はいろいろな形で見られます。

セラミックは硬く歯ぎしりにより噛み合う歯がすり減ってしまうこともあれば脆いためセラミック自体が割れたりしてしまう事があります。

ただ無意識下の中で行われてるものを治療することは不可能に近いです。そのため歯ぎしりや食いしばりをしても大丈夫なように予防する事が重要になってきます。歯ぎしり食いしばり予防ではマウスピース(ナイトガード)を使用する事が一番効果的です。

ナイトガードを使用することにより歯、顎、詰め物、被せ物を守っていく事が健康寿命につながります。

歯医者がセラミックを
すすめる理由

歯の価値は1本100万円

よくセラミックと聞くと高いし、お金儲けと思う方もいるのではないでしょうか?確かにセラミックは保険の銀歯と比べると高いです。しかし銀歯と比べるとメリットも多々あります。歯医者がセラミックをすすめる1番の理由は他の材料と比べて虫歯、歯周病になりにくいからです。

やはり虫歯治療をすればするほど歯の寿命は短くなっていきます。歯の価値は1本100万円と言われていて失えば失うほど期間も費用もかかってきてしまいます。セラミックを入れたら大丈夫というわけではないですが予防的観点からもおすすめしております。

セラミックは高い?安い?

比較的安価でセラミックを提供

セラミックが他の材料よりも高いには理由があります。セラミックは材料自体も高いですがセラミックを扱うには技術経験が必要です。そのためセラミックの詰め物や被せ物を製作する技工士さんへの費用がかかってきます。この費用が金属よりもはるかにかかってきます。

当院では様々な努力により、比較的安価でセラミックを提供する事ができるようになりました

クラウン

クラウンについて

神経の治療や膿が溜まってしまい根の治療を行なった歯に対しては第一選択としてクラウンが用いられます。

神経があっても虫歯や外傷などにより大きく歯の頭部分がなくなってしまった場合はつめ物ではなくかぶせ物を利用します。

クラウンの材質

  • 金属(シルバー、ゴールド)
  • プラスチック
  • セラミック
  • ジルコニア
  • またこれらを組み合わせたクラウンも
    あります。

保険診療と自由診療で利用する材質の
違いについて

保険診療で利用できる材料は金属(シルバー)、CADCAM(プラスチック)の2種類からなります。CADCAMは保険適応のルールがあるため全ての人、全ての歯にできる訳ではありません。

自費診療で利用する材料はセラミック、ジルコニア、金属(ゴールド)になりセラミック、ジルコニア だけでも複数種類があります。基本的には金属は使用しません。

かぶせ物(クラウン)の種類

ジルコニアボンド

裏打ちがジルコニアで表面がセラミックのため非常に丈夫で綺麗なかぶせ物

オールセラミック

e-maxと言われている全てがセラミックでできている
かぶせ物

ジルコニアステイン

ジルコニアにステイニングという方法でグラディエーションをつけた物

ジルコニア

ジルコニア単体の物

メタルボンド

裏打ちがメタルになっていて表面が陶材で覆われた物

CADCAM

プラスチックでできたかぶせ物。保険対応

CADCAM

シルバー

全てが金属でできたかぶせ物。保険対応

前装冠

裏打ちが金属で表面がプラスチックで覆われているかぶせ物。前歯保険対応

セラミッククラウン

ブリッジ

ブリッジについて

歯と歯の間に欠損が認められる場合に利用することができます。一番奥の歯が欠損している場合、できないことはないですがあまりお勧めをしていません。
また、前後の歯を削るため健康な歯である場合も、あまりお勧めはできません。

ブリッジの材質

  • 金属(シルバー)
  • セラミック
  • ジルコニア
  • またこれらを組み合わせたブリッジもあります。

クラウンとは異なりプラスチックを選ぶことができません。

保険診療と自由診療で利用する材質の違いについて

基本的にはクラウンと一緒ですが保険は金属のみで自費になると複数種類から選べます。

また保険では残っている歯の数、種類によってブリッジ自体の適応が不可能な場合があります。

つめ物(インレー)

つめ物(インレー)の種類

オールセラミックインレー

e-maxと言われる全てがセラミックでできているつめ物

ハイブリッドセラミックインレー

プラスチックの入っている比較的安価なつめ物

ジルコニアインレー

人工ダイヤモンドと言われている最も頑丈な
つめ物

セラミックインレー

東松原歯科 診療内容

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